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エリオット「ご覧の通りだ。金色の奴は接近戦型だが、必殺の貫通砲火を持ってやがったぜ。さっき様子を見に来たとき、また危うく尻を焼かれる所だった」
ヤン「大丈夫、お前の尻は丈夫に出来ている」
シンカイ「だが…事は急いだ方がいいぜ、揺れが激しくなってきた」
アイリ「ヒューバート先生…」
エリオット「悪い雰囲気だぜ。やっぱ先生は帰ってこんかもなァ」
アイリ「馬鹿なッ!先生は必ず帰って来る!!」
エリオット「だったら、安心しな。俺って結構ホラ吹きだから。きっと今度も嘘になる」
アイリ「うん…そうよね」
エリオット「なんか誉められた気はしないな」
--------------クリア後--------------------
ヤン「先を急ごう。ここにじっとしていたら残りのやつらがまた出てきそうだ」
エリオット「ああ、きりがねえぜ。ここから一度地下に降りると、外へ向かう道に合流できるはずだ」
アイリ「そう簡単にいかないようよ。この音はどうやらその地下から聞こえてくるみたい…」
シンカイ「だが、もうすぐ追手が到着するぞ。俺が食い止めておくから早く先へ!」
カイル「いや…しんがりは俺に任せておけ。お前たちはこのまま行ってくれ」
ヤン「カイル?」
カイル「ざまあねえや。主動力に一発もらってたらしい。ちょっとここから動けそうもねえや」
エリオット「くそったれ!そんなもの根性で何とかしろ!!」
カイル「無茶言うな。弾はまだあるからよ…時間稼ぎは引き受けてやる。早く行きな、王子様」
エリオット「…よせよ。俺はお前らとは違う。養父に売り飛ばされた、ただの貧乏人の悪ガキだ。面倒を見てくれた神父様が学院に紹介してくれなかったら、今もブタバコを行き来してたぜ」
カイル「だったら神様に感謝するんだな。安心しろ、ジェシカまでお前にやるとは言ってない」
エリオット「わかんねえぞ。俺の神様はイカサマの神様だから」
ドンバ「しょうがないですね。僕も少し付き合いますか」
カイル「ドンバ…」
ドンバ「友軍が到着するまで持ちこたえれば何とかなります。それまでの辛抱。それじゃあ皆さん急いでください。大丈夫、彼は虎に食われたって死にませんよ」
カイル「言ってくれるぜ…」
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